日帰り手術
上下肢外傷や変性疾患、特に手の外科疾患における日帰り手術を行っております。
対応可能な疾患
- 上肢の外傷・変性疾患
(骨折や腱損傷、腱鞘炎や手根管症候群など) - 足部の外傷・変性疾患
(骨折やアキレス腱断裂など) - 皮膚・皮下疾患
(感染や陥入爪、良性軟部腫瘍など)
日帰り手術のメリットとして、余計な出費や時間をかける必要がなく、身体的・精神的負担を軽減できる点があげられます。しかし患者様の年齢や合併症、疾患の状態・術後要するリハビリ内容により入院加療が望ましいと判断した場合には近隣の総合病院へ紹介させて頂く場合もあります。
手術当日は24時間電話対応させて頂きます。
超音波検査(エコー)
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近年目覚ましく性能の向上している超音波診断装置を聴診器代わりに用いて診療の様々な場面に役立てています。
レントゲンでは問題がない場合も、さらに一歩進んだ病変の評価や観察が可能となりました。
「ハイドロリリース」「筋膜リリース」(後述)といった比較的新しい治療にも積極的に取り組んできます。
診断
視診や触診、レントゲンだけでは判断しづらい病変の観察が簡便に行えます。
病変部周囲を動かしながら画像評価が行えるのも大きなメリットとなります。
治療効果判定
炎症や出血の拡がりや改善の程度を痛みを伴わず評価できます。
麻酔や各種注射、ブロック治療への応用
目的組織や針先を画面で確認しながら行うため、少量で確実な薬液注入が行える様になりました。その分安全性も向上しました。
神経伝導検査
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しびれ、痛み、麻痺などの神経症状の程度を数値やグラフで客観的に評価します。
得られたデータを実際の症状と比較し、診断の補助や確認を行います。
20~30分ほどで行う検査です。その場で結果の説明をさせて頂きます。
電気刺激を加え、目的とする筋・神経が反応するまでの時間や反応の持続時間、波の高さや波形、左右差などを評価し病変の部位や拡がりを測定します。
神経痛に対するブロック治療(神経根ブロック、仙骨硬膜外ブロックetc)
透視装置やエコーを用いて、投薬やリハビリなどで改善のない頑固な神経痛に対して行います。
骨密度検査
混雑具合にもよりますが、受診当日に受けて頂く事も可能です。
10分程で検査は終了し、当日に検査結果を説明しつつ患者様に合わせた治療や生活指導を行います。
- 骨折や骨折の連鎖を起こさないための骨粗鬆治療では、継続が重要となりますが、中々実感が得られないため途中で断念してしまう患者様も多いです。
- 当院では担当スタッフの研修会への参加や定期的な勉強会を通じ、患者様の治療継続のためのスタッフの知識・意識の向上にも努めています。
- 医師に聞きづらい事などを気軽にお声かけ下さい。
装具外来
四肢・体幹の装具に関しても御相談下さい。
よく装具をお勧めする疾患
- 外反母趾や扁平足
(足部のバランスのくずれは全身のさまざまな不調につながります。) - 背骨の変形や圧迫骨折
(個々の体型や病態に合わせ、材質・形状を相談しながらコルセットを作成します。) - 四肢関節の変形や外傷後遺症
(装具により良い位置で患部の安静を保つ事で症状を抑えられる疾患も多いです。)
上記以外にも様々な疾患に対応可能ですので、まずはお気軽にご相談下さい。
オーダーメイドで作成する事が多いですが、既製品も取りそろえております。